またこの嫌な時期がやってきた。そう健康診断です。
検診が嫌ってことは、そりゃ年齢が上がってる証拠ですよ。
結果が怖いのでね・・・
前回の胃の検査の時は内視鏡で検査(鼻から)をしたのですが、
最近の僕は鼻炎で鼻の調子も良くない上、寒さのせいで「鼻たらし小僧」になっていたので今回はバリウムの検査に変更しました。
※内視鏡で鼻からを希望しても当日の状態次第では口からに変更されると言われてビビったので。
今回は久しぶりに受けたバリウム検査についてご紹介します。近く検査のご予定がある方の参考になればと思います。内視鏡とどちらがオススメについても考察しています。
胃バリウム検査とは
ある一定の年齢になってからは有効・必要な検査となります。
最近は胃癌の方も増えていますので35歳以上の方は進んで受けたほうが良いと思います。
バリウム検査とはバリウム検査(上部消化管造影検査)
X線を通さないバリウム(胃部造影剤)を飲んで食道・胃・十二指腸のチェックをしていく検査です。
簡単に言えば白いの飲んでレントゲンみたいなもの連射されるものです。
簡単過ぎですかね・・
国が推奨している検査方法で、診断の精度は70~80%だそう。
胃ガンによる死亡率を下げるために有効とのことです。
自分もアラフォーなので他人事ではありません。
しっかりと検査を受けるようにしていますよ。
バリウム検査の流れ
前日から準備に入ります。
検査の前の夜は21時以降食事はしないように指導される。(食べ物がいに残っていると診断に影響があるため)
※もちろんお酒なども控えましょうね。
検査の当日も朝の食事は抜いて、検査の3時間前は喫煙や水分の摂取禁止でした。
特にタバコは絶対にダメって言われたんですけど、僕は禁煙して8年くらい経つのですが・・
見た目?年齢的に?喫煙していると思われたのでしょうか・・
準備も整ったのでここからいよいよ検査開始。
レントゲン室に通される。(30秒)
検査技師の方から説明を受ける(1分~)
小さな容器を渡される(5秒)
小さな容器に粉が入っているのを確認(5秒)
小さな容器に入った発泡剤を口に入れる(5秒)
小さなカップに入った少しの量のバリウムで流し込む(5秒)
検査代に移動(5秒)
検査代で立ったまま数回に分けてバリウムを飲まされる(10秒)
※白いバリウムに味はなし。
のど越しとしては全く味のない少し濃いめのドロッとした「飲むヨーグルト」
ここからが大変。(※検査中はゲップしてはいけません)
ガラス越しの検査技師の方から指示が飛んできます。
検査台が斜めになっていきながら、
「少し左向いて」「もう少し右」「そこで大の上で一回転」「うつ伏せのままキープ」
かなりアクロバティックな態勢を支持されます。※いろいろな角度から撮影するためです。
そして最後に検査代が垂直状態に戻った後、太い棒のようなものでおなかを「グッと」押されて終わります。※胃などを押して撮影するそうです。
アクロバティックの演技を終了したら検査技師さんから「下剤」を渡されて帰ります。
そう、この下剤がポイント。
バリウム検査はバリウムを出すまで終わりじゃありません。
説明の時に言われるのですが、バリウムを飲んだ後にきちんと出すことが出来ないと
腸の中に残ってしまうそうです。
バリウムは消化・吸収されないので排出できないと腸に穴が開く場合もあるそうです・・・恐ろしい。
バリウム検査が終わったら多めの水分を取って下剤。
これでスッキリと排出するようにしましょう。
通常は2日前後で白い便として出るそうです。何日しても白いものが出ない、便秘で出ないなどの場合は検診を受けた病院で診察を!
検査自体は大体5~10分程度で終了。バリウムを排出まで考えると2日間ぐらい必要となる検査だということが分かりました。
バリウムと内視鏡どっちがオススメ
昨年は内視鏡の鼻からだったので今回のバリウム検査と比較してみました。
内視鏡/バリウム比較
- 検査の前準備的なものに大きな違いはありません。(食事・お酒・喫煙の禁止等)
- 検査の前準備は内視鏡の方が面倒でした。(鼻の麻酔が自分は嫌い)
- 検査時間に大差はない
- 検査中、内視鏡は「じっと耐える」だがバリウムは「アクロバティックに動く」「ゲップ禁止がプレッシャー」
- 内視鏡は鼻の粘膜が傷つくこともある・胃や食道を傷つける可能性がある/バリウムは被ばくする・排出で出来ないとトラブルになる可能性がある
- 診断結果は断トツで内視鏡の方が小さな異変も発見できて「ハッキリ」とする
検査の前日については変わりません。
当日の準備については鼻の状態を見たり、鼻の麻酔をしたり注射をしたり大変でした。
バリウムは飲むだけなので楽です。※飲みずらいけど/飲んだ後ゲップ禁止プレッシャーだけど
特に異常がなければ検査時間もそんなに変わりないと思います。どちらが短いとかは特にないと思います。
検査中はバリウムの方が大変、かなり指示されて動かないといけません。対して内視鏡は少し苦しいけど「じっと」しているだけなので楽です。
どちらの検査に関しても何らかのリスクがある。
内視鏡は鼻の粘膜や食道・胃を傷つける場合がある。バリウムはX線なので被ばくや、バリウムは排出に問題がある。これはどんな検査してもありうることなので仕方ないですね。
肝心の検査結果、終了後に担当医師から説明を受けるのですが、
内視鏡の場合はカラーの画像を見てはっきりと「問題ありません」と言われたが、
バリウムは、「モノクロ画像で白い部分」がある。「発泡剤の泡だと思うが影がある」
問題ないと思うが、心配なら内視鏡での検査をオススメする・・・・なんか不安。
最終的に内視鏡を勧められる・・・・
色々な条件がありますが、医師からの診断結果も含めて
僕は内視鏡での検査をオススメします。
診断結果もはっきりしてるし、検査の時に異常が見つかればその部分を切除して検査してくれるなどの対応もしてもらえ安心だから。
まとめ
今回はバリウムの検査についてご紹介してみました。健康維持・管理のために欠かせない検査なのでしっかりと検診を受けましょうね。
安心して下さい。
バリウム検査、そんなに辛くはありませんよ。
あっ!バリウム検査にするか、内視鏡検査にするかは、
あなた次第です!
診察室からは以上です。
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